五感にアプローチ

 

herb.jpg 「ハーブの香りは、嗅覚を通して脳に刺激を与えることで薬効が得られるといわれています。アロマテラピーもその効果を利用したものです。一方、鍼灸は肌を通して脳に刺激を与えることができる唯一の治療法なのです」
 
と、渋谷鍼灸治療院院長の佐藤直史先生は、鍼灸治療の仕組みをこう話してくださいました。

 では、その具体的な効果について伺ってみると

 「見る、聴く、嗅ぐ、味わう、感じる、という五感に対するアプローチが上手くなります。つまり、鍼灸治療によって血流やスパズム(脳神経の働き)が良くなり、五感を通して感じた情報が脳に届くスピード、そして脳からの命令が各筋肉に届くスピードが早くなるのです」

 佐藤先生は「分かりやすく言うと」とおっしゃって、車の運転を例に説明してくださいました。「ドライバーがブレーキペダルをふみ、ブレーキが効き始めてから車が完全に停止するまでに車が走行する制動距離が短くなるような感覚」なのだそうです。

 これは、まさに私自身が佐藤先生の治療を受けて感じていたことでもありました。佐藤先生の治療が始まって以来、仕事において意思決定が早くなったと感じるのです。また、選択肢の中から最適な方法を選ぶというスピードももちろんなのですが、どのような選択肢があるのか、その選択肢自体が瞬時にひらめくようになってきたのです。素早くハンドルを切って進路を選び、渋滞にはまらず、快適なドライブをしているような感覚です。

 さらに、意思決定が早くなったおかげで仕事に要する時間が短くなり、その分不足しがちだった睡眠を取ることができ、疲れも取れる、という好循環が生まれつつあります。

 当初は肩こり等の治療を目的に考えていた鍼灸治療ですが、実はもっと深く、様々なことがらに連鎖しているようです。
 
 
 
(文/青樹洋文 ただいま治療中…)

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