病気になる前に考えよう!予防医学

 普段から病気、特に生活習慣病の予防を心掛け、人間が本来持っている自然治癒力や免疫力を高めておきましょう。
 昔から「病は気から」などと言いますが、人間が本来もっている自然治癒力や免疫力が発揮できればほとんどの病気はひどくならないうちに治ってしまうもの。
 ところが、ストレスや食生活の変化によって私たちの自然治癒力や免疫力はかなり低下していると言われています。これが生活習慣病にかかりやすくなっている大きな要因でもあります。そこで、予防というのが大切になってくるのです。
 日本で行われている医療は、ほとんどが治療医と呼ばれるもので、疾患が見つかってから投薬や外科的処置が中心です。しかし、それらは副作用などのリスクがあるのも事実です。最近では世界的にも予防医学が注目され、治療医学と同等もしくは、それ以上に位置付けされており、専門的に研究も進んでおります。我が国の医療でも地域や社会などにおける幅広い定期検診の実施をはじめとし、予防医学に積極的に取り組んでいます。
 そこで、私たちは鍼灸治療が持つ、自然治癒力や免疫力向上の効果をもう一度見つめ直したいと考えます。鍼灸治療は、鎮痛効果や覚醒作用が知られていますが、予防医学的見地からも極めて有効です。

 病気になる前に、あなたの体をストレスから解放し、免疫力を高めるためにも予防医学としての鍼灸治療を提案します。


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